ご挨拶
この度、2019年3月末日をもちまして、順天堂大学の教授を退任し(医学研究科小児思春期発達・病態学 教授、練馬病院小児科 科長)、順天堂大学名誉教授を拝命しました。また、新たに「新島小児クリニック」開院いたします「新島 新一」です。
私は1979年に順天堂大学を卒業後、小児科学教室へ入局しました。その後、1982~1983年にスウェーデン王立 Karolinska 研究所小児科へ留学し、1986~1987年には英国Wales大学小児神経科、Leicester大学小児科へ講師として留学しました。留学中に英国医師免許を取得し、小児・新生児神経学及びNICUでの診療に従事しました。帰国後は、順天堂大学NICU初代センター長、順天堂大学静岡病院小児科 科長、順天堂大学練馬病院小児科 科長として3度の立ち上げを経験し、2006年からは教授に就任しました。40年の在籍期間中に多くの経験を重ねながら、理想的な小児科医療を行うことを心掛けて参りました。
大学病院では病気のお子様の治療を行って参りましたが、これからは、病気にならない小児の健康作りにも力を入れて参りたいと思います。また、地域に根差した小児神経疾患、小児内分泌疾患などの診療も行って参ります。さらに、小児自閉症に対する日本初のステムセル治療など、小児科医療の更なる今後を目指した診療も行って参りますので、今後とも宜しくお願い致します。
新島小児クリニック 院長 新島 新一